CRAB-U

CRAB-U
尿によるがんリスク評価検査

尿を分析して
がんリスクを的確に評価

毒素や老廃物を体外へと排出している尿には、体の健康状態やがんリスクに関係する有用な情報が多数含まれています。それらを分析して評価することにより、画像診断ではわかりづらい微細ながん細胞やリスクを把握し、今後の生活改善や予防対策へと活かせます。採血のような痛みや体への負担が伴わないことから自宅でも安心して実施できるCRAB-Uの詳細を紹介いたします。

CRAB-U

最新技術が詰め込まれた
CRAB-Uの概要

普段は「不要なもの」として捨てている尿を活用し、体内環境ががん細胞にとって成長しやすい環境になっているかどうかを調べる検査です。 PETやCT、内視鏡といった画像診断でがんを確認するためにはある程度の大きさに成長している必要がありますが、CRAB-Uはその前にリスクを数値で評価し、その結果に応じた方法で生活習慣を改善へと導くことを目的としています。
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20mlの尿から体の状態を測る検査

体内に蓄積した活性酸素種によって生まれるDNA、壊れたがん細胞から放出されたDNA、カリウム・ナトリウムの比率、pHなどを一度で測定し、現在の体ががん細胞にとって好ましい環境になっていないかをチェックします。採尿だけですべてが完結するため、痛みを伴わず生活にも余分な負担がかかりません。がんになりにくい体づくりを目指す方におすすめのがんリスク評価検査です。
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8-OHdG(酸化損傷DNA)を
指標に分析

酸化ストレスが持続すると、遺伝子構成パーツの1つであるデオキシグアノシンが酸化した成分が増えます。それがDNA酸化損傷マーカーとして広く用いられており、生体内における酸化ストレスの指標となります。化学的に比較的安定な物質であり、二次代謝の影響を受けずに尿中に排出されるため、酸化ストレスの状態を定量的に反映するバイオマーカーとして信頼されています。
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炎症性疾患で
増加傾向を見せるFreeDNA

健常者であっても新陳代謝によって細胞が死に、血液中にはDNAの壊れた断片であるFreeDNAが微量に存在します。一方、がんをはじめとする炎症性疾患の状態では濃度は増加傾向を示し、がん患者では健常者に比べて濃度が高いことが報告されています。血液だけでなく尿中でもFreeDNAが測定でき、酸化ストレスの指標と併せてリスク評価に利用できるようになっています。
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K/Na(カリウム/ナトリウム)の比率

がん細胞が大きくなる過程では、細胞内で行われるエネルギー代謝の結果生まれた老廃物が細胞膜を通して外に出ます。その状態ではがん細胞の外側にナトリウムが増える傾向が見られます。一方、カリウムにはナトリウムを排出する機能があります。そのため、K/Naの比率が0.5以上になるように生活習慣をコントロールすると、がん細胞が成長しにくくなるといわれています。
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生活習慣の改善に指標となるpH値

がん細胞の栄養素は糖質です。糖質が細胞膜を通してがん細胞の中に入る過程でpHの勾配差が起こるというメカニズムに着目するなら、がん細胞の外側をできるだけアルカリ性の状態にすることで増殖を抑制できます。そして、野菜の中でもキノコ類を中心とした食習慣に変えることでpHを7以上に保てます。こうした理由によりCRAB-Uでは尿のpHをがんリスクの判定指標にしています。

独自に開発したCRAB-U検査の特徴

現在の体の状態とがん化が進むリスクを正確に見極め、画像で見つかるサイズになる前からリスクレベルに応じた予防行動を取りなら、がんになりにくい体づくりが実現できます。CRAB-Uは可能であれば朝一番の尿を採取して検査するため、心身へのストレスがありません。 尿中のDNAからFree DNA濃度と酸化損傷DNA、ナトリウムとカリウム、pHの量を測定してリスクを見える化します。
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医療機関や
ドクターから寄せられた声

尿中にある酸化損傷を受けたDNA、細胞遊離DNAを中心とした指標によって、一人ひとりのがんリスクを評価するCRAB-Uは、従来の画像診断や血液検査などに代わるものではありません。がん細胞や周辺組織の環境変化を予測し、生活習慣の改善に役立てることが主な目的です。先制医療の新たな試みとして医療機関やドクターの間でも口コミで高い評価を頂戴してまいりました。

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当クリニックは、老化による心身の衰えを防ぎ、健康的に人生を過ごすことを目指すアンチエイジング医療を実践するクリニックです。
CRAB-Uはすでに100件以上実施しておりますが、アンチエイジングへの積極的なアプローチ方法の一つとして満足しています。
人は「老化」と「病気」から逃れることができません。がんや生活習慣病など人の生命に影響を及ぼすような重大な病気の多くは「老化」によりもたらされます。
当たり前の健康な日常をこれからも維持していくために、予防的にCRAB-Uを試され、仕事と生活習慣向上を両立し、いつまでも健康な日々が続くことを願ってやみません。

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尿で行うがんリスク評価検査はいくつかありますが、そのほとんどはがんの早期発見を目指した検査で、中にはがんの部位を特定する検査もあります。がん細胞の原型は遺伝子のコピーエラーにより毎日のように作られています。ただがんは見える大きさの5㎜程に成長するのに、5~20年かかると言われ、見えてるがんだけを治療しても、見えないがんが体中に既にあると考えるのが普通です。私は早期発見より、既にあるがん細胞が成長しやすい環境を作っているか否かを評価し、成長しやすい環境を作っている人には、食事の改善などがん細胞が成長しにくい体を、生活習慣を改善することで作ることがより大切であると考えています。その意味でCRAB-Uは医療機関に行かなくても自宅で採尿が出来ますので、手軽に受けられ、値段もリーズナブルなので多くの方に受けていただいています。今の生活習慣を続けていても、がんが育ちにくいか否かを評価する検査であるCRAB-Uはがん予防の指標として、十分活用できると考えています。

CRAB-Uを
体験された方々の声を掲載

がんになってから治療するのではなく、体に優しく無理のない予防を継続することで未然に防ぐ時代になっています。自宅でも簡単にできるリスク評価検査として、多くの方がCRAB-Uを利用されています。がんリスク評価検査を今後の健康維持に役立てたいとお考えの方、申し込みを迷っている方、医療機関の方々などに向け、実際に検査を体験された方の生の声をご紹介いたします。

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私は61歳の企業経営者で忙しい毎日を送っていますが、CRAB-Uに出会い、すでに10回以上CRAB-Uを受けています。通常はリスクレベルはBなのですが、CRAB-Uを受ける前の日に飲みすぎた時、あるいは仕事が忙しくストレスで疲れている時、寝不足の日などにCRAB-Uを受けるとリスク値がCとかDになったりします。がんリスクを抑える生活習慣の仕方は理解しているつもりですが、CRAB-Uの検査結果を見ては日々反省し、より健康的な生き方をしようと自分に言い聞かせて頑張っています。私にとってCRAB-Uは健康のバロメータになっています。

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私は現在58歳ですが、CRAB-Uを会社の健康診断のオプションとして5年ほど前に受けてから、毎年1回受けています。年を取るにつけリスク値が上がる傾向があるとは聞いていますが、私の場合はずっとBを維持しています。検査を受ける前の1週間ほどは牛肉や・豚肉を可能な限り控えて、キノコ類などの野菜を多くとるようにしています。また睡眠を十分とるように心がけています。体の炎症を増やし8-OHdGの値が増えないよう、深酒や過剰なストレス状態にならないよう気を付けています。今後も生活習慣を良好に保ち、Bをキープできるように頑張ろうと思います。

CRAB-U Q&A

Q CRAB-Uは医療機関に行かなくてもできますか?
A

はい、できます。当社にご連絡をいただければ、検査キットをご自宅にお送りいたします。

Q 採尿はいつ行えばいいですか?
A

出来れば、朝一番の尿を採ってください。CRAB-Uを数回受けていただき結果を比較するには同じ条件で採尿した方がいいからです。

Q 検体はどのようにして送ればいいですか?
A

採尿したら、保護シートに採尿管をくるみ、冷凍庫で2~3時間凍らせてください。

その後、返信用封筒に入れて、検査キットの中に入っている送付表を貼って、当社までお送りください。

Q CRAB-Uの申し込みはネットでできますか?
A

お問い合わせボタンからCRAB-Uの申し込みしたい旨、メールにてご連絡いただくか、弊社までお電話でご連絡ください(03‐6268-9321)。

検査キットをご指定のご住所にお送りいたします。

Q CRAB-Uの検査精度はどの程度ですか?
A

尿で行う検査のため、CanTectに比べると前の日に食べた物、運動量、睡眠などの影響を受けやすく、検査結果が変動する可能性があります。

ただし、生活習慣予防のためにがんのリスク値を知り、生活習慣を変える必要性が高いか低いかを判断するためには、十分有効であると考えています。まずはCRAB-U検査を受けていただき、リスクレベルがCまたはDの場合にはCanTectをやってみるのも一つの方法です。

Q リスクがCまたはDの場合にはどのようにするのがいいですか?
A

まずは食生活の改善をしてください。牛肉・豚肉は毎日食べるのをやめ、鶏肉・魚に切り替えましょう。また野菜を多くとってください。特にキノコ類は体をアルカリ性にしますので、pHの改善をするにはいい手段です。また乳製品、特にチーズは体を酸性にしますので、がんリスクを高めます。がんの栄養素は糖質ですから、糖質の採りすぎには十分注意しましょう。糖質制限をした食事をお勧めします。白米やパスタ類も糖質が高いです、玄米やカリフラワーライスに変えて糖質の採り過ぎを抑えましょう。またがん細胞はナトリウム(Na)を好みます。塩の採りすぎにも注意しましょう。塩分は1日5g程度にまで制限した方がいいと思います。ちなみにラーメンには一杯5~6gの塩分が入っています。

食事以外にも、運動、睡眠の質と量、ストレスのかかり具合などによって、がん細胞は成長しやすくもなり、またおとなしくもなります。C、Dになった場合には6ヶ月後にまたCRAB-Uを受けて、AまたはBになったことを、確認しましょう。

Q どのくらいの頻度でCRAB-Uを受ければいいですか?
A

検査結果がAまたはBの場合は1年後に検査をすればいいと思います。CまたはDの場合は、生活習慣の改善をして、6ヶ月後には検査を受けてください。またDの場合には既にがんが見つかる大きさになっている可能性もあります。PETやCTなどのがん検診をしていただくのもお勧めです。